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August 31, 2008

アンドリュー・ワイエスの言葉

「事実、私は、ある人間の芸術といものはそのひとの愛が達する深さと同じところまでしか行けないと思っています。」 Christinasworld.jpg

投稿者 isao tsuge : 12:13 PM

August 29, 2008

稲妻

ものすごい雷だ。雨も強いが、こんなに連続で稲光で夜空が明るくなるのも珍しい。この世の終わりと言ったら大袈裟だけれども、そう言えばスピルバーグの「宇宙戦争」で何年も地下深くに隠しておいたトライポッドに宇宙人を運び込むのはやはり稲妻だったっけ。けっこう、そのノリに近いくらいに凄い。 0611a445.jpg

投稿者 isao tsuge : 10:49 PM

August 25, 2008

星野ジャパン

img20071203.jpg 谷亮子選手は「ママでも金」をスローガンにしていたが銅メダルだった。しかしそのメダルの価値を疑う国民は少ないのではないだろうか。主婦であり子育てをしオリンピックに出場するだけでも凄い上にメダル獲得である。しかもオリンピック5連続出場でどれもメダル獲得だ。ソフトボール金メダルや陸上男子400メートルリレーの銅メダル、男子フェンシングの銀メダル、ケイリンの銅メダルなど、期待度の薄い分野の活躍のなかに、どこかすがすがしさのようなものを感じたのは僕だけだろうか。もちろん北島選手の二連覇がとてつもない意味を持っていることに疑問の余地もない。大会に人生を捧げて来たのだから。またサッカー女子の4位健闘にも同様の純粋さを感じる。同じメダル外なのにもかかわらず、まったく逆のふがいなさや失望を与えられた男子サッカーや星野ジャパンとは雲泥の差と言わざるを得ない。なぜこれらのチームに純粋さを感じられなかったのだろうか。勝負は時の運なので仮にメダル獲得に及ばなかったとしても女子サッカーなでしこジャパンのような粘りや集中度、執念、誇りのようなものが感じられれば、現在の感情にはなっていないかもしれない。特に星野ジャパン。一言、この監督とチームから感じられるものは「おごり」だった。星野監督の「一番輝くメダル以外にはいらない」という発言はモチベートやスローガンとしてはあるかもしれないが、外面を良くしても内実が伴わなければ恥をかく。それが今回の結果そのものと言わざるを得ない。坊主頭のダルビッシュも素敵だが、そんな気合いは大会前に見せていただきたい。帰国した星野氏は「失敗してチャレンジするのが俺の人生」という弁とともにWBCの監督就任に意欲的らしいが、失敗してチャレンジするのは当然の発想で、それを敗戦の言い訳と今後の去就の理由に当てはめるところに傲慢さと虚栄心を感じる。評価するのは自分ではなく社会ではないだろうか。唯一、まったく野球に興味のない自分が目を向けたというだけで、個人的には意味があったかもしれない。自己反省も含めて粛々と生きよう。

投稿者 isao tsuge : 11:00 PM

August 24, 2008

観劇

「セックス アンド ザ シティー」「ハンコック」「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」を観る。 セックス〜、面白かった。ハンコック、明るいダークナイトって感じ。ゲゲゲ〜、関係者なのでラストスパートのリピーターとして。これが案外人が入ってて驚いた。興行収入TOP10に返り咲き。これにも驚いた。 080417gt20080417131_MDE00429G080416T.jpg hancock480.jpg sex_and_the_city_movie_3.jpg

投稿者 isao tsuge : 11:45 PM

一大事

北京オリンピック閉会式でジミー・ペイジが演奏した!!! レオナ・ルイスと「Whole lotta love(胸いっぱいの愛を)」プレイ! これだけで北京五輪の価値がある。たった数人しか出ない数分のロンドンのパフォーマンスだったのに、五輪開会式より興奮した。贔屓の引き倒しか。 20080824_2005_450.jpg

投稿者 isao tsuge : 11:37 PM

August 20, 2008

タモリ:赤塚不二夫弔辞全文(しかもアドリブ)

 「8月の2日に、あなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが、回復に向かっていたのに、本当に残念です。われわれの世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代といっていいでしょう。あなたの今までになかった作品や、その特異なキャラクターは、私達世代に強烈に受け入れられました。  10代の終わりから、われわれの青春は赤塚不二夫一色でした。何年か過ぎ、私がお笑いの世界を目指して九州から上京して、歌舞伎町の裏の小さなバーでライブみたいなことをやっていたときに、あなたは突然私の眼前に現れました。その時のことは、今でもはっきり覚えています。赤塚不二夫がきた。あれが赤塚不二夫だ。私をみている。この突然の出来事で、重大なことに、私はあがることすらできませんでした。  終わって私のとこにやってきたあなたは『君は面白い。お笑いの世界に入れ。8月の終わりに僕の番組があるからそれに出ろ。それまでは住む所がないなら、私のマンションにいろ』と、こういいました。自分の人生にも、他人の人生にも、影響を及ぼすような大きな決断を、この人はこの場でしたのです。それにも度肝を抜かれました。それから長い付き合いが始まりました。  しばらくは毎日新宿のひとみ寿司というところで夕方に集まっては、深夜までどんちゃん騒ぎをし、いろんなネタをつくりながら、あなたに教えを受けました。いろんなことを語ってくれました。お笑いのこと、映画のこと、絵画のこと。ほかのこともいろいろとあなたに学びました。あなたが私に言ってくれたことは、未だに私に金言として心の中に残っています。そして、仕事に生かしております。  赤塚先生は本当に優しい方です。シャイな方です。マージャンをするときも、相手の振り込みで上がると相手が機嫌を悪くするのを恐れて、ツモでしか上がりませんでした。あなたがマージャンで勝ったところをみたことがありません。その裏には強烈な反骨精神もありました。あなたはすべての人を快く受け入れました。そのためにだまされたことも数々あります。金銭的にも大きな打撃を受けたこともあります。しかしあなたから、後悔の言葉や、相手を恨む言葉を聞いたことがありません。  あなたは私の父のようであり、兄のようであり、そして時折みせるあの底抜けに無邪気な笑顔ははるか年下の弟のようでもありました。あなたは生活すべてがギャグでした。たこちゃん(たこ八郎さん)の葬儀のときに、大きく笑いながらも目からぼろぼろと涙がこぼれ落ち、出棺のときたこちゃんの額をピシャリと叩いては『このやろう逝きやがった』とまた高笑いしながら、大きな涙を流してました。あなたはギャグによって物事を動かしていったのです。  あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち『これでいいのだ』と。  いま、2人で過ごしたいろんな出来事が、場面が思い出されています。軽井沢で過ごした何度かの正月、伊豆での正月、そして海外でのあの珍道中。どれもが本当にこんな楽しいことがあっていいのかと思うばかりのすばらしい時間でした。最後になったのが京都五山の送り火です。あのときのあなたの柔和な笑顔は、お互いの労をねぎらっているようで、一生忘れることができません。  あなたは今この会場のどこか片隅に、ちょっと高いところから、あぐらをかいて、肘をつき、ニコニコと眺めていることでしょう。そして私に『お前もお笑いやってるなら、弔辞で笑わせてみろ』と言っているに違いありません。あなたにとって、死も一つのギャグなのかもしれません。私は人生で初めて読む弔辞があなたへのものとは夢想だにしませんでした。  私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言うときに漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。あなたも同じ考えだということを、他人を通じて知りました。しかし、今お礼を言わさせていただきます。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。私もあなたの数多くの作品の一つです。合掌。平成20年8月7日、森田一義」

投稿者 isao tsuge : 02:46 AM

August 18, 2008

オリンピックを観ていて。

いろいろ疑問に思うことがあるんだけれども、シンクロナイズド・スイミングの選手が登場する時のあのピキピキした歩き方って、あれ綺麗なのかなぁ。。皆さん一生懸命なので言ってはいけないかなぁとかも思ったりするんだけど、どうにも変な気がして。それから飛び込む直前の決めポーズとか。あと演技が終わってから得点を聞く間の口角が上がりすぎたフリーズした笑顔とか。どうしてもおかしいと思うんだけど。僕がおかしいのかなぁ。もっと言ってしまうと、水面から上がった脚の演技を観ていても、ごめんなさい、滑稽としか思えないんだけど。すごい!とは思っても、綺麗とはちょっと、、、というか。すみません、シンクロファンの皆さん。別に馬鹿にしてるのではありません。それからフェンシングなんですが、なんで勝った人の頭が電飾で光るんですか?暗い会場の中を白いコスチュームで戦う姿がとても優美なのに、剣が当たった途端に頭が赤くビカビカ点灯するってもの凄い世界ですよね。柔道の道着が白と青になった時も相当驚きましたが、そのスポーツの由来が持っている長所と、それゆえ同居する短所のような部分を、競技の公平さのもとに合理化していくと、逆にその本質を歪めて行くような矛盾や不条理が生じ始める。結局、地域的な発祥の運動がグローバル化していくためにシステムばかりが肥大化して魂が消えて行く。今回そんな風景を垣間みるオリンピックでもあるなぁ、なんて思っています。それとともにシンクロのように、高度化した戦いを数値化しようとすると、笑顔までフリーズするのかと失笑してしまう。それに気づいているのかいないのか、観戦する素人を置き去りにしたままアナウンサーや解説者は「芸術的ですね」とか言っている。僕がおかしいのだろうか。ボディービルの大会で、ガンガンに黒いファンデーションやオイルを塗って、プロティンばりばりの筋肉に力を込めて見せる選手に「キレてる!キレてる!」と声をかける観客のような閉じた世界は、ちょっと苦手なだけなのかもしれない。 3536108b.jpg

投稿者 isao tsuge : 11:10 PM

August 17, 2008

ここ二日で

acrosstheuniversel.jpg 2dc1357a.jpg B000O1713E.09.LZZZZZZZ.jpg 「アクロス・ザ・ユニバース」「ハムナプトラ3」「ホット・ファズ」を観る。「アクロス〜」、とても良かったですね。ちょっと希望が湧いた。「ハムナプトラ〜」、これはなんとなくどうだろうという感じ。レイチェル・ワイスが出てないんですよね。実はファンなのでそれだけでもちょっとサゲかな。ただ中国人の若い女の子がスゴく可愛かった。まぁ、作品の出来とはあまり関係ないけど。最後に「ホット・ファズ」。これはもう監督が単純にイギリスでドンパチをやってみたかったんだろうなぁっていう馬鹿げた感じが最高でした。

投稿者 isao tsuge : 01:04 AM

August 15, 2008

せいぜい、がんばってください。

オリンピック選手の激励のために福田首相が使った言葉。「せいぜい」とは本来「精一杯」という肯定的な意味なので使用としては正しい。しかしちっとも言われて嬉しくない。むしろ石原都知事もこれについて述べる通り、「君の限界はそんなものだから、まぁ、そこそこ頑張れや」的な否定的で、見下したニュアンスの方が強く感じられる。語源がどうであれ、現在の口語としての活用の比率や印象にネガティブな部分が多いのであれば、それを避けるのは一国の首相として至極当然のことではないだろうか。政治は言葉だろう。なぜ気持ちよく「精一杯やってきてください。応援してるよ」ぐらいのことを言えないのか。心からの驚きと失望を禁じ得ない。そりゃ、不況にもなるよね。 fukuda.jpg

投稿者 isao tsuge : 11:11 PM

August 14, 2008

The Dark knight

必見の作品。ヒースのジョーカーが最も派手な扮装をしているのにもかかわらず、あまりに作品世界に対して現実性を帯びているために、ゲーリー・オールドマンの演じる刑事ですら扮装に見える。普通の人々ですら扮装に見えてしまうほどにヒースが自然で突出した存在になっているのは驚嘆だ。映画を構成するあらゆる分野が、新しく、高い位置で融合している感じがした。本当に素晴らしい。 whysoserious.jpg

投稿者 isao tsuge : 05:50 PM

August 13, 2008

北京

二泊三日北京の旅より帰国。街はエネルギッシュの一言につきる。以前上海には長期滞在したことがあったが、北京はいずれも短期の二回目の訪問。しかし完全に様変わりしていた。「One World One Dream」のスローガンが街中に貼られている。開会式は日本で観た。チャン・イー・モーの演出が美的に素晴らしいことはおそらく誰の眼にも明らかなものだが、素晴らし過ぎるものは人に恐怖心も感じさせる。ましてその構成のほとんどがマスゲームさながらの(もちろん北朝鮮のそれとは異質だが)極めて統制の行き届いた人海戦術による表現ともなれば、やはりその表現の向こう側に「共産」「社会主義」の文字が見え隠れする。このギネスものの式典を観ながら美しいながらも心地悪さを感じたのは、おそらく世界の現状は過去のやり方による「統制」を必要としているのではなく、未完成ながらも価値を共有する「共生」にあるからだと思う。中国の言う「One World」とはなんなのか?オリンピック式典はまさにそれを具現化するためのもので、これを観るからに「中国の主導する、中国のやり方による、One World」というような意識を感じ、それを現実のものとすることが「One Dream」というようにも思われた。いわば「パック・チャイニーズの実現」だろう。建前やメンツを重んじる中国人にとって、まさに「開会式はメンツ」そのものであり、現地の者に聞く所によれば、この日のセキュリティーは高レベルの厳戒態勢にあり、必要なものも受け入れられないような状況にあったという。一夜明けて自分は北京を訪問したが、セキュリティーに流れる空気は緩かった。スポーツの祭典であるオリンピックの主役はスポーツである。開会式ではない。しかし政治都市の北京ではスポーツ選手と言えども庶民であり、政治家や高官が行き交う車の前には足止めも辞さない。逆に言えば、あらゆる利権も虎の威を借るが如く政治家に癒着すれば保証される世界でもある。ここまで書きながらも北京に対して悪い感情を覚えたのかと言えば、まったく逆である。日本の報道の異常な過敏さは、さながら市内で爆弾テロが頻出するかのようだが、街は至って平穏、しかも中国人特有の生命力につけくわえて、オリンピック開催という誇りや明るさが醸し出す、肯定的な空気に満ちていた。機会があるならばどしどし訪れてみるべきだと思う。 p/5.jpg鳥の巣 p/4.jpg 横断幕 p/2.jpg ビルと水泳 p/3.jpg 万里の長城へ p/1.jpg ここも警備

投稿者 isao tsuge : 12:26 PM

August 06, 2008

OLYMPIC

65c0ef5d99c4f2bc6e8e308a66c1d4a8.jpg 仕事で北京へ行く。数日ですが。どんな感じなんだろう。。

投稿者 isao tsuge : 10:38 PM

August 05, 2008

富士へ

Fuji.jpg 早朝富士山でロケをする。太陽のあがって間もないタイミング狙いだったので、前日からの撮影も手伝いほとんど徹夜。でもたまにはこんな日もいい。

投稿者 isao tsuge : 11:18 PM

August 03, 2008

バカボンのパパ

4689341_1ad9762cce_o.jpg 赤塚不二夫さんが亡くなられた。72歳。数年前に赤塚さんのメイクをさせていただいたことがある。ご本人がバカボンのパパに扮する、というものだった。僕がやったことは鼻の下のひげを数本描くことだったが、もちろん緊張しないはずがない。あれほどバカボンのパパを下調べしたのも後にも先にもあの時だけだが、いざ描く前に先生にアドバイスをいただいたのが、「おもいきり描きなさい」だった。心からご冥福をお祈りします。

投稿者 isao tsuge : 02:01 AM