September 18, 2006
猫
量子物理学にあるシュレディンガーの猫というパラドックスは興味深い。ミクロの粒子が不確定性を備え、観察者によってその存在のあり方が左右してしまうのであれば、完全なブラックボックスの中にいる猫は、生きている状態と死んでいる状態が重なり合っていることになる。言ってみれば半死半生の猫ということになるが、まだその矛盾を撃破する理論はない。これに対抗する考えがコペンハーゲン解釈と多世界解釈だ。前者は半死半生のような霧のような確率が、観察するのと同時に収縮を起こし物体化(現象化)するというもの。後者はそもそも観察者ともども猫が生きている世界と死んでいる世界に多重世界に分岐していく、という考え。しろうとには何がなんだかわからないが少し夢がある。世界中のもっとも進んだ知能たちが霧のような確率が瞬時に収縮して現象化するだの、今の世界と条件は同じだが結論の違う世界に分岐していくだのと考えている事を考えるだけで愉快だ。
投稿者 isao tsuge : September 18, 2006 09:43 PM