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July 24, 2006

抽象

撮影が一段落してまた絵に取り組む。抽象画は特に引き際が肝心で、どこで止めているかに作家の特徴が表れもする。したがって楽観的というよりはどこかに悲観的な部分が込められる。実際僕が好きなのもその<止める>瞬間だ。止める宿命を背負う抽象画の悲観性は作家の自然観に支えられる。自然と近い風景が出現したか否かの判断にこそ抽象の命がある。少なくとも僕はそのように描く。完成や満足などない。

投稿者 isao tsuge : July 24, 2006 05:43 PM