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December 14, 2005

贋作罪と罰

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文化村シアターコクーンで野田さんの芝居を観る。松たか子さんと古田新太さんが主演。ドストエフスキーの作品を下敷きにしているがほとんどアレンジされている。天才は多くの人間の利益のためなら殺人をも許されるか?という主軸の周りに国家観や人権意識がユーモアという味付けを帯びて枝葉となり大樹となった作品だ。堀尾さんの美術と小川さんの照明、高津さんの音楽が相変わらず素晴らしい。役者はテーマのまじめさを振り払うのに懸命だったが、古田さんがそれに成功していた。段田さんも好きだった。これは関係ないかもしれないが、パンフレットの中で<舞台は「世界」〜演劇人二世代の視点>という対談を野田さんと蜷川幸雄さんがしていて、これがかなり面白い。

投稿者 isao tsuge : December 14, 2005 10:24 PM