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December 08, 2005
サムソン美術館 leeum

マシュー・バーニーの内覧会に招かれて行ったサムソン美術館は、ソウルのいくつかある高級住宅街の一画にある。主に現代アートと韓国の伝統芸術品をコレクションしているが建築も先進的と言われている。マリオ・ボッダやジャン・ヌーヴェルらが設計していてそれなりに美しい。しかし現代建築の哲学である「無境界性」と「無重量性」からは正反対のアプローチによって成り、現代という記号を権力に置き換えた物質的建築と見えなくもない。辛く言えば「芸術という自由を経済が支配する様を庶民に覗かせる箱」とでも言おうか。前述「ソウル」でこの町の良さを記したが、いっぽうで芸術にとってこのような縦割りが起るのも実はこの国のまじめさ故の気質でもある。
投稿者 isao tsuge : December 8, 2005 11:31 AM