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December 26, 2005

J波とM波

六本木ヒルズへ映画を観に行ったらあまりの人の多さに諦めた。その風景には漠然とした邪悪さがあり何故なのだろうと思った。それはそこで起こること、そこに宿るものが過剰過ぎるからなのではないだろうか。右に寄り過ぎたり左に寄り過ぎたり、多過ぎたり少な過ぎたり、高過ぎたり安過ぎたり、大き過ぎたり小さ過ぎたりするものたちからは邪悪さを感じる事が多々ある。邪悪という言葉もなんなので仮に邪悪な波長で「J波」とでも言おう。そのような過剰な精神から発生されるJ波がある一方、大き過ぎもせず小さ過ぎもせず、どちらにも偏らない中庸(middle way)の場合、人を落ち着かせる温かで肯定的な雰囲気が発生され易い。これを「M波」と仮に呼ぶ。偏ることが悪いとは思わない。それも時には大切な生きる糧になる。しかし一時どちらかへ偏ったならばその逆の何かを自らぶつけることを心がけバランスしなければJ波が出る。自己利益に突き進むのも良いがそれだけでは濃厚なJ波だ。こうして見ていると東京で起きていることのほとんどはJ波のような気もして見渡す限り気が滅入るが、日常にM波を心がけたいものだ。

投稿者 isao tsuge : December 26, 2005 12:43 AM